Wifiステーションとパソコンの向き

昨日義父から、車の電波で開けるタイプの鍵は偏光面を揃えると遠くまで届くという話を聞いた。想像だけど、鍵のアンテナが棒状に入っているので、それで作る電波は直線偏光する。車にも同じようなアンテナが入っているとすると、車のアンテナの伸びる方向と電波のそれを合わせると最大の感受率が得られるというもの。

最近、家の外のベランダから数十メートル離れたところで仕事をしている。ベランダ近くにwifiステーションを置くことで、wifiが外まで届いたり届かなかったり。iPadではダメだけど、Macbook Pro(2017)だとなんとか電波を拾ったり拾わなかったり、といった具合だ。風のせいと思っていたが、義父から聞いた話を思い出して、Macの方向を色々変えて試してみると、あら不思議、いや不思議じゃないかもしれないけど、ネットワークのスループットが全然違う。自分とwifiステーションを繋ぐ線に対して横向きになると一番具合がいい。この違いがsshfsがまともに使えるか使えないかといった、重要な閾値を横切っている。ちょっとした発見であるとともに、大変実用的な結果となった。でも、虫も増えてきたし、そろそろ外で仕事をするのも、もうおしまいかな。