仮滞在証明

フランスの仮滞在証明がやっと出た。県庁からの連絡が研究所で止まっていたので危うかった。研究所の担当者が異動したのが原因で、連絡のメールがブラックホールに吸い込まれていたもよう。文句を言いつづけて良かった。黙って待っていては、ずっと来なかったはずだ。フランス人は、少々の文句では動いてくれない。文句を言うのも、言われるのも慣れているからだ。文句であるしきい値を越えるか(同時に危険もはらんでいる)、偶然のチャンス(関係者の気分がものすごくいいとか)をものにする必要がある。こちらへきて3ヶ月ほどたっとき、かなりプッシュして研究所から県庁へ連絡をしてもらった。そのときは、まだ自分の書類が処理されていないことがわかった。それは良いとして、同時に足りない書類を要求されたが、それは一度提出したものだったので、このときに研究所対してかなり不安を覚えた。
仮滞在証明に関して、Cite Universitaire(シテユニバシテ)内にある滞在研究者の相談を受けつける機関で聞いた話も含めて、滞在証明取得に向けてわかったことをまとめると、

  • パリ市内在住で研究所や大学などに雇用されている人は、雇用先経由で滞在証明の申し込みを行う必要がある(パリの外なら自分で行く)
  • 連絡があり次第、警視庁へ行けば、仮滞在証明をすぐに受け取ることができる(ほととんど待ち時間は無い)
  • 仮滞在証明発行まで4ヶ月程度かかる(3ヶ月でビザが切れるのに)
  • 仮滞在証明発行後、健康診断ののち滞在証明が渡される
  • 仮滞在証明は数ヶ月で切れるので、それまでに滞在証明を手に入れる必要がある
  • 健康診断の日程に関する連絡は、雇用先経由で連絡される

健康診断を受けそびれるのが、次の危険なポイントだ。研究所はちゃんと連絡をくれるだろうか。次のターゲットは運転免許だ。旅行で活躍することがあると期待している。まずは免許の翻訳をもらうために、日本大使館へ行く。